2021年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 |
数学総合演習
数学科専門科目の基礎の徹底的復習
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 古津 博俊 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22O |
クラス | 再履クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 数学科専門科目の学ぶ上で必須・基礎である微分積分学および線形代数学の総復習を行ない、基本的な計算問題・証明問題にきちんと解答できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
演習と小テスト中心の科目です。黒板発表が必須です。 ハイブリッドの場合 対面での授業をzoom等で配信する.対面でない学生は配信をオンタイムで受講する. (配信を動画として保存できるかは検討中) 課題については、対面の学生はその場で回収し、ネット経由の学生はcstポータル等に数日後までにアップロードしてもらう(次週に持参してもらうことも検討中). |
履修条件 | 微分積分学、線形代数学、集合と位相 の基礎知識 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 微分積分学の復習と演習 実数、数列の極限(収束・発散)、部分数列、集積点について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
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第2回 | 微分積分学の復習と演習 関数の極限、連続性について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第3回 | 微分積分学の復習と演習 一変数関数の微分について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第4回 | 微分積分学の復習と演習 一変数関数の積分について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第5回 | 第1回小テスト及び解説 【事前学習】これまでの内容の十分な復習を行なう。(60分) |
第6回 | 線形代数学の復習と演習 行列の計算、逆行列、行列式について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第7回 | 線形代数学の復習と演習 線形空間、線形変換、線形独立について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第8回 | 線形代数学の復習と演習 基底の変換、内積、シュミットの直交化法、正規直交系について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第9回 | 線形代数学の復習と演習 固有値と固有ベクトル、行列の対角化について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第10回 | 第2回小テスト及び解説 【事前学習】これまでの内容の十分な復習を行なう。(60分) |
第11回 | 微分積分学の復習と演習 多変数関数の微分について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第12回 | 微分積分学の復習と演習 多変数関数の積分について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第13回 | 線形代数学の復習と演習 対称行列の対角化、2次形式について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第14回 | 線形代数学の復習と演習 2次曲線・曲面、ジョルダン標準形について理解する 【事前学習】該当部分の演習問題を十分な量解く。(60分) |
第15回 | 第3回小テスト及び解説 【事前学習】これまでの内容の十分な復習を行なう。(60分) |
その他
教科書 |
微分積分学A~D、代数学幾何学A~Dで使用した教科書・演習書をこの授業でも使います。
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参考書 |
微分積分・線形代数に関する本は、数多く出版されています。理工学部図書館、数学科図書館、神保町の書店街などで自ら何冊もの本を手に取って比較し、自分に合ったものを探してみるのは、楽しく、勉強になります。
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成績評価の方法 及び基準 |
小テスト成績と、提出課題、黒板発表の内容・回数により成績を判定します。 この科目の単位を取得するには、以下の2条件を満たすことが必要です。 ・小テストを3回とも受ける。 ・微分積分・線形代数のそれぞれの分野の問題を2問ずつ、黒板で発表する。 なお、定期試験はありません。 |
質問への対応 | オフィスアワー:火曜日・16時30分~17時30分・タワースコラ S1409室 |
研究室又は 連絡先 |
タワースコラ S1409室 連絡先はCSTポータルⅡの共通教材に記載 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:30 ~ 17:30 S1409
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学生への メッセージ |
微分積分学および線形代数学は、数学科卒業の必須基礎分野であり、純粋数学、情報数学を学ぶために欠かせません。また、(1) 企業で活躍するための論理的訓練として、 (2) 中学・高校で教員として幅広い視野を持って教育にあたるために、(3) 教員採用試験のために、という理由からもこれらの科目は重要です。 なお、この科目は必修科目・再履修生用です。 |