2021年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数値解析学及び演習B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 平石 秀史 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 水曜1・2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N31P |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 補間法、数値微分・積分、常微分方程式、の大まかに分けて3つの数値解析の様々な手法およびアルゴリズムを習得し、数値解析学の一般的な基礎理論を学ぶ。さらに、C言語に非常に似てかつ比較的使い易いWSH/JavaScript言語を用いて、学んだアルゴリズムを実装できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業を行うとともに、その授業をWebカメラを通じて同時配信する。登校日は対面授業を行う。非登校日の授業は、CST ポータルを通じた動画(or 資料)の提供により行う。 |
履修条件 | 選択必修 |
授業計画
第1回 | はじめに - 今後の予定、成績評価方法について 予習:シラバスの確認(2時間) 復習:今後行われる授業についての流れについて(3時間) |
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第2回 | WSH/JavaScript言語の復習(1) 予習:JavaScriptの文法・型・文字列・関数について復習(2時間) 復習:今回の学んだ内容に関するプログラミング実習(3時間) |
第3回 | WSH/JavaScript言語の復習(2) 予習:制御構文の書き方について復習しておく(2時間) 復習:制御構文を用いて簡単なプログラミング実装(3時間) |
第4回 | 補間法(1)-- ラグランジュ補間法 予習:補間法の一般概念の理解(2時間) 復習:ラグランジュ補間法およびそのプログラムの理解(3時間) |
第5回 | 補間法(2)-- エルミート補間法 予習:ラグランジュ補間法プログラムの整形(2時間) 復習:エルミート補間法の導出の流れ・プログラムおよびラグランジュ補間法との違いについて(3時間) |
第6回 | 最小2乗法 予習:最小2乗法の由来についての理解(2時間) 復習:最小2乗法の概念理解およびそのプログラミング(3時間) |
第7回 | 数値積分(1)-- 区分求積法と台形公式 予習:積分の定義について(2時間) 復習:区分求積法および台形公式の理解およびそのプログラミング(3時間) |
第8回 | 数値積分(2)-- シンプソンの公式 予習:前回の区分求積法・台形公式のプログラム整形(2時間) 復習:シンプソンの公式および区分求積法・台形公式との差異について・数値積分の総まとめ(3時間) |
第9回 | これまでの復習・中間レポート出題 予習:これまでの内容を復習しておく(2時間) 復習:中間レポートに取り組む(3時間) |
第10回 | 数値積分(3)-- ロンバーグ積分 予習:台形公式について復習しておく(2時間) 復習:ロンバーグ積分による積分計算を実装する(3時間) |
第11回 | 数値積分(4)-- 多重積分 予習:多重積分の定義について復習しておく(2時間) 復習:多重積分の計算を実装する(3時間) |
第12回 | 離散フーリエ変換 予習:教科書 11.4 を読んでおく(2時間) 復習:離散フーリエ変換を実装する(3時間) |
第13回 | 常微分方程式(1)-- オイラー法 予習:常微分方程式の初期値問題についての概念理解(2時間) 復習:オイラー法の原理について・プログラミング(3時間) |
第14回 | 常微分方程式(2)-- ルンゲ・クッタ法 予習:オイラー法とテーラー展開との関連について(2時間) 復習:ルンゲ・クッタ法の更新式およびそのプログラミング(3時間) |
第15回 | これまでのまとめ・学期末レポート 予習:これまでの復習(2時間) 復習:学期末レポートに取り組む(3時間) |
その他
教科書 |
河村哲也 『数値計算入門 (Computer Science Library)』 サイエンス社 2006年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
課題提出により評価する |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
タワースコラ 14階 S1404 hiraishi atmark math.cst.nihon-u.ac.jp (atmarkは@にかえてください) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |