2021年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数理情報論理学B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉開 範章 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N34P |
クラス | 2クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | データベースとは何か、何の役に立つのか、その概念をまず知り、具体的なソフトを用いてその技法をマスターすることにより、自力でデータベースの基本設計と構築ができるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
原則として、オンライン授業。 前期に講義したデータベースに関する基礎イメージと知識のレベルアップを目的に、データベース管理システムとして MariaDB を使い,企業での実務経験から判断した,より汎用的なデータベースの構築,および実際的な運用・操作に関する知識とスキルを修得させる。 授業方法は、講義と実習を交互に行う。 実習ではノートパソコンを必ず使用し、与えられた課題の実行結果を、レポートとして提出する。 |
履修条件 | 数理情報論理学Aを履修済みである事が望ましい。 |
授業計画
第1回 | 後期授業の目標。内容についての説明や、次回から授業に必要なもの(ノートパソコン、ソフトウェア)について解説する。 シラバスの内容を確認の上、授業に臨む事。 |
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第2回 | MariaDBのインストール実習を行う。 事前準備;資料「MariaDBの基礎」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第3回 | MariaDBのインストール実習。課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前準備;講義2の内容を復習し、自分で操作できるようになっておく。(120分) 事後学習;実習内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第4回 | データベースの準備とテーブルの作成について講義する。 事前準備;資料「データーベースの作成」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第5回 | データ操作の基本的なSQL文について講義する。 事前準備;資料「データーベースの挿入・更新・削除」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第6回 | データベース・テーブルの作成、簡単なSQL文の実習を行う。 課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前準備;講義4、5を復習し、自分で操作が出来るようになっておく。(120分) 事後学習;実習内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第7回 | 検索について、基本的なSQL文の講義を行う。 事前準備;資料「データの検索」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第8回 | 検索について、基本的なSQL文の実習を行う。 課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前準備;講義7を復習し、自分で操作が出来るようになっておく。(120分) 事後学習;実習内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第9回 | 集合演算と結合について講義を行う。 事前準備;資料「集合演算・結合」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第10回 | ビュー・集約・並び替えについて講義を行う。 事前準備;資料「ビュー・集約・並び替え」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第11回 | 集合演算と結合、ビュー・集約・並び替えについて、基本的なSQL文の実習を行う。 課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前準備;講義9、10を復習し、自分で操作が出来るようになっておく。(120分) 事後学習;実習内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第12回 | サブクエリ、トランザクションについて講義を行う。 事前準備;資料「サブクエリ、トランザクション」を読んで、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、理解しておく。(120分) |
第13回 | サブクエリー、トランザクション処理の実習を行う。 課題を出題し、実際にノートパソコンで解いてもらう。 事前準備;講義12を復習し、自分で操作が出来るようになっておく。(120分) 事後学習;実習内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第14回 | SQL全体の復習を行う。 事前準備;講義資料全てを復習し、理解できない箇所を質問出来るようにまとめておく。(120分) 事後学習;講義内容を学生間で議論し、問題を明らかにし、解決する。(120分) |
第15回 | 平常試験及びその解説。 |
その他
教科書 |
毎回、講義資料を配布する。
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参考書 |
西沢夢路 『基礎からのMySQL 改訂版』 ソフトバンククリエイティブ 2017年 第3版
林晴比古 『明快入門SQL』 ソフトバンククリエイティブ 2007年 第1版
AccessやSQLに関するマニュアル的な参考書が多数、書店にあるので、授業中に適宜述べたい。
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成績評価の方法 及び基準 |
提出物やレポート(60%)などを重視し、平常試験(40%)と合わせて評価する。 課題をしっかり取り組まないと単位は得られない。実習なしには、このような実技的な科目の履修は困難である。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける。メールでも質問を随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
yoshikai.noriaki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 原則としてオンラインで対応。
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学生への メッセージ |
データベースは、近年身近な環境でも使われるようになり、教職「情報」取得に必要な科目でもあります。 |