2021年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 |
教養基礎ゼミナール
「子ども」について考える
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| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 柴山 英樹 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜6 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | S16C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | ・文化的視点や社会的視点による子ども像を説明することができる。 ・子どもを取り巻く現代的課題について、自分なりの見解を述べることができる。 ・他者の見解を踏まえ、意見をまとめ、自分の考えを文章で述べることができる。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
【オンデマンド型授業】 ・CSTポータルⅡを利用して、オンデマンド形式で行う。 ・メディア授業においても、テーマについて受講生が調べたこと、考えたこと、体験したことなどをまとめて報告したりすることが主となります。そのため、授業の方法としては、ワークシートなどを活用した主体的な学修や、掲示板等を活用した意見交換などを行っていきます。 |
| 履修条件 | 子どもの世界や子どもに関する諸問題に関心を持っていること。 |
授業計画
| 第1回 | 子どもと大人の違い：大人から見た子どもの世界、子どもから見た大人の世界 【事後学習】子どもと大人の違いについて、受講者同士で話し合い、いくつかの観点を挙げてみよう。（60分） |
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| 第2回 | 子どもの遊びの世界：仕事と遊びの違い、経験と体験、時間感覚、有用性 【事後学習】子どもの遊びの世界について、関連する資料や文献を読み、探究してみよう（60分） |
| 第3回 | 遊びの分析：遊びの種類と分類、ホイジンガ、カイヨワ 【事後学習】遊びの分類を踏まえて、改めて自分自身の体験を振り返ってみよう。（60分） |
| 第4回 | 子どもの遊び場：公園、プレイパーク、秘密基地 【事後学習】子どもの遊び場に必要な要素とは何かをまとめてみよう。（60分） |
| 第5回 | 子ども観の歴史的変遷：大人と子どもの関係の問い直し 【事後学習】子ども観の歴史的編成を踏まえつつ、大人と子どもの関係について探究してみよう。（60分） |
| 第6回 | 子どもの成長、大人になること：宮崎駿のアニメ作品を手がかりに 【事後学習】成長する物語の特徴を踏まえつつ、他の作品について探究してみよう。（60分） |
| 第7回 | 変化する物語と教育観：「桃太郎」話の変遷を手かがりに 【事後学習】変化する物語と子ども観・教育観との関係について探究してみよう。（60分） |
| 第8回 | 子どもと教育：幼稚園における園庭と遊具と保育者 【事後学習】玩具をてがかりに、大人の教育観について探究してみよう。（60分） |
| 第9回 | 子どもと権利：子どもの権利条約、子どもの参画、子どもの居場所 【事後学習】子どもの社会への参画について、どのような試みが必要であるのか、具体的な実践を提案してみよう。（60分） |
| 第10回 | レポート課題の検討：「子ども」に関する「問い」の設定、情報検索の方法 【事後学習】情報検索しながら、レポートのテーマを決めよう。（60分） |
| 第11回 | レポートの作成方法：レポートの構成、アウトラインの作成、引用の仕方 【事後学習】レポートのアウトラインを作成してみよう。（60分） |
| 第12回 | レポートの作成方法（2）：テーマの再検討、議論の組み立て方 【事後学習】引用の仕方が正しいか、わかりやすい文章になっているかを確認してみよう。（60分） |
| 第13回 | 子どもの貧困：居所不明の子どもたち、児童虐待と児童養護、社会的養護 【事後学習】子どもに何が必要か、これからの社会のあり方について、受講者同士で議論してみよう。（60分） |
| 第14回 | 情報化社会を生きる子ども：ネット社会における人間関係の変容 【事後学習】子どもたちがスマホをどう活用すべきかについて、受講者同士で議論してみよう。（60分） |
| 第15回 | レポート課題の提出：自己評価 【事前学習】レポートの評価観点について、提出する前に確認する。（30分） 【事後学習】評価の観点を手がかりに自己評価してみる。（30分） |
その他
| 教科書 |
特に指定しない。必要に応じて、レジュメ・資料を配布し、これをもとに授業を行う。
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| 参考書 |
矢野智司 『意味が躍動する生とは何か―遊ぶ子どもの人間学』 世織書房 2006年
山名淳 『「もじゃペー」に〈しつけ〉を学ぶ―日常の「文明化」という悩みごと 』 東京学芸大学出版会 2012年
是澤博昭・是澤優子 『子ども像の探究：子どもと大人の境界』 世織書房 2012年
宮寺晃夫 『受難の子ども―いじめ・体罰・虐待』 一藝社 2015年
その他、論点の理解を深めるための図書について適宜紹介する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
メディア授業における課題への取り組み（60％）と最終レポート（40％）で評価を行う。 ※最終レポート課題（「子ども」に関するテーマについて 2000字程度）を作成します ※課題に関しては、授業動画内などでフィードバックします。 |
| 質問への対応 | オンライン授業となっておりますので、メールにて対応します。 |
| 研究室又は 連絡先 |
shibayama.hideki at nihon-u.ac.jp ※atは＠に置き換えてください。 |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ～ 13:00 538B研究室（まずはメールでお問い合わせください）
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| 学生への メッセージ |
・受講希望者数が受け入れ可能上限を超過した場合には、抽選を行います。 ・受講者のニーズや状況等に応じてシラバスの内容や順序等を変更することがあります。 |