2021年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 物質の変化と性質 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 平野 壮哉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S56E |
クラス | 共通 |
概要
学修到達目標 | 物質の変化の基礎的な理解として、反応速度やエネルギー変化に基づく化学平衡の考え方を学び、化学的に物質の性質・変化を考える上で重要な酸・塩基及び酸化還元反応を理解する。また、炭素を主体とした材料の理解に必要な有機化学の基礎を修得することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「オンデマンド型授業」 CSTポータルⅡを通して配信するメディアにより実施する。 課題(レポート)を課すので、次週の提出を基本とし、提出後に解説する。 プリント(資料)の配布および課題は、全てCSTポータルⅡを通して配布・回収する。 |
履修条件 | 基礎教育科目・基礎科学分野(化学系)・選択科目 プリント(資料)はポータルを通して配布するので、講義前に確認し、各自ダウンロードして参照すること。 |
授業計画
第1回 | 授業のすすめ方 化学量論・・・モルの概念、化学反応式 【事前学習120分】シラバスをよく確認する。高校の化学の教科書を用い、シラバス記載の関連用語に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
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第2回 | 化学平衡・・・化学平衡の概念、質量作用の法則、溶解平衡、溶解度積 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の化学平衡に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第3回 | 酸・塩基反応・・・酸と塩基、pH、中和反応 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の酸と塩基に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第4回 | 酸化還元反応・・・酸化と還元、酸化数、酸化還元反応式 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の酸化と還元に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第5回 | 化学電池・・・アノード、カソード、電池、標準電極電位 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の電池に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第6回 | 電気分解・・・電気分解、電解精錬、電気めっき 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の電気分解に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第7回 | 反応速度①・・・反応速度式、一次反応、二次反応、半減期 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の反応速度に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第8回 | 反応速度②・・・反応モデル、反応機構、律速段階、活性化エネルギー、触媒 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書該当箇所の反応速度に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第9回 | 化学反応と熱・・・反応熱、エンタルピー 【事前学習120分】高校の化学の教科書および教科書を用い、シラバス記載の関連用語に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第10回 | 化学熱力学・・・エントロピー、自由エネルギー 【事前学習120分】教科書を用い、シラバス記載の関連用語に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第11回 | 分子のなりたち・・・原子軌道、電子配置 【事前学習120分】高校の化学・物理の教科書および教科書該当箇所の電子配置と原子軌道に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】教科書該当箇所、プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第12回 | 有機化合物の基本骨格・・・分子の形、混成軌道、多重結合 【事前学習120分】教科書該当箇所の関連用語および炭素の電子配置に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第13回 | 有機化合物の種類・・・官能基による有機化合物のグループ分け、有機化合物の命名法 【事前学習120分】高校の化学の教科書該当箇所の官能基に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第14回 | 有機化合物の反応・・・置換反応、付加反応、脱離反応、転位反応 【事前学習120分】高校の化学の教科書を用い、シラバス記載の関連用語に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
第15回 | 身近な有機化合物 【事前学習120分】高校の化学の教科書該当箇所の高分子化合物に関して予習しておくこと。 【事後学習120分】プリント及びノートの内容を各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 |
その他
教科書 |
小林 憲司 他 『化学の世界への招待』 三共出版 2019年 第2版
旧版とはページ数や内容が異なるので、必ずこの第2版を用意して下さい。
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参考書 |
高橋 秀依 他 『はじめて学ぶ有機化学』 化学同人 2015年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認テストを実施せず、授業内の課題およびレポートの成績(70%)、課題への取り組み姿勢を含めた平常点(30%)で評価する。 |
質問への対応 | CSTポータルⅡ「Q&A」機能にて対応する。 メールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館821室 hirano.masaya※nihon-u.ac.jp (※には@を入れてください.) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 14:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |
できる限り平易な表現につとめ理解してもらえるように努力しますので、きちんと授業に出席し積極的に学んでいただきたいと思います。 |