2021年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語文法Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 岡本 時子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S61X |
クラス | 全学 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | ドイツ語を理解する際の基礎となる初級文法を概観し、平易な文章を辞書を使って読み、簡単な文を発話できる程度の運用能力の習得を目標とする。通訳実務経験をもとに、異文化理解・外国語によるコミュニケーション能力向上に役立つ授業展開に努める。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
オンデマンド型授業:毎回ポータルを使って授業をする。動画はGoogle Driveにアップし、ポータルの文字ファイルも併せて授業を進めていく。単に文法規則体系の細部や形態を暗記するだけにとどまらず、ドイツ語という言語がどのような仕組みで成り立っていて,それがまた英語や日本語とどのように異なっているのかも学んでいく。外国語の学習を通して言語を理解する上で必要な思考力や発想を身につけ、ことばの面白さを発見していきたい。 |
履修条件 | 前回やった授業の上に次の授業を組み立てていくので、毎回きちんと出席することが望ましい。科目内容が通年で完結するため、あわせてドイツ語文法Iを履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 1学期のまとめと復習:教科書に出ているドイツの菓子を中心とする食文化について学ぶ。 <事前学習>一学期にやった教科書の範囲で疑問に思ったことをリストアップしておく。 <事後学習>今回カバーした食品で日本で入手可能なものについて調べてみる。 |
---|---|
第2回 | 話法の助動詞の役割・意味および人称変化について学ぶ <事前学習> 教科書p36の話法の助動詞についての説明の項を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書p38の練習問題をやる。(30分) |
第3回 | 未来形・非人称代名詞について学ぶ <事前学習> 教科書p37の未来の助動詞について目を通し、さらにp20のesの特殊な用法についての説明を読んでおく。(30分) <事後学習>教科書p39の文章を辞書を使って読んでみる 。(30分) |
第4回 | 複合動詞:分離動詞と非分離動詞の違いについて学ぶ <事前学習> 教科書p40,41の分離動詞と非分離動詞についての説明に目を通しておく。(30分) <事後学習> 教科書p42の練習問題をやる。(30分) |
第5回 | 形容詞の語尾変化、およびzu不定詞について学ぶ <事前学習> 教科書p46,47の形容詞について、p53のzu不定詞の文法説明を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書p54のCの練習問題をやる。(30分) |
第6回 | 比較:形容詞と副詞の比較表現(同等比較、優勢比較、劣勢比較および最上級)について学ぶ <事前学習> 教科書p46,47に目を通しておく。(30分) <事後学習> 教科書50頁の練習問題をやる。(30分) |
第7回 | 接続詞:3種類の接続詞(並列接続詞・従属接続詞・副詞的接続詞)と文の語順の関係を学ぶ <事前学習> 教科書p52の縦続接続詞に関する説明を読んでおく。(30分) <事後学習>教科書p54の練習問題AとBをやる。(30分) |
第8回 | 時制(1)動詞の三基本形と過去人称変化について学ぶ。 <事前学習> 教科書p58~59の文法説明を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書同ページに出ている動詞の変化を覚える。(30分) |
第9回 | 時制(2)完了形について学ぶ <事前学習> 教科書p62,63の現在完了についての文法説明を読んでおく。前回出て来た動詞の三基本形をさらに覚える。(30分) <事後学習> 教科書p64の問題をやる。(30分) |
第10回 | 再帰代名詞と再帰表現について学ぶ。 <事前学習> 教科書p68の再帰代名詞に関する文法説明を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書p70の練習問題Aをやる。(30分) |
第11回 | 関係詞:関係代名詞と関係副詞の特質と使い方について学ぶ <事前学習> 教科書p72,73の関係詞についての文法説明に目を通しておく。(30分) <事後学習> 教科書p74の確認練習問題をやってみる。(30分) |
第12回 | 態:能動態と受動態の意義、違いについて学ぶ <事前学習> 教科書p69の受動態に関する文法説明に目を通しておく。(30分) <事後学習> 教科書p70のの練習問題BとCをやる。(30分) |
第13回 | ドイツの祝日:ドイツのクリスマスについて調べる:自主学習およびDVD鑑賞 <事前学習> クリスマスについて思いつくことをリストにしておく。(30分) <事後学習> リストの中でドイツに関連するものを挙げ、さらに詳しく調べておく。(30分) |
第14回 | 授業の中で学んだ各文法項目の基礎的知識を確立し、その運用能力を高めるべくレポート課題を出し、解説を行う。 <事前学習> 後期に学習した文法項目に該当するところを教科書で再度チェックして、疑問点があれば書き出しておく。(30分) <事後学習> 解説でわからなかったところを調べておく。(30分) |
第15回 | 復習とまとめ:これまでの課題内容を振り返ることで、重要な文法項目を復習・再度確認する。 <事前学習> 教科書全体に再度目を通して、わからないことがあれば質問する。(30分) <事後学習> 授業で注意したことを再度確認しておく。(30分) |
その他
教科書 |
平山茂樹 他 『お菓子で学ぶドイツ語 (ISBN978-4-255-25413-5)』 朝日出版 2018年 第1版
後期から受講する場合には、授業開始までに教科書を用意しておくこと。
|
---|---|
参考書 |
恒吉良隆 『独検対策4級・3級問題集』 白水社 2010年
岡本順治 『解説がくわしいドイツ語入門』 白水社 2014年
上記以外の参考書に関しては問い合わせがあれば、適宜紹介する。辞書は授業中に限らず積極的に活用すること。
|
成績評価の方法 及び基準 |
原則的に平常点で評価する。出された課題は必ず期限内に提出すること。半期5回以上欠席した場合は単位を認めない。 |
質問への対応 | 個別にメールで対応。メールは必ずNUメールを使用のこと。 |
研究室又は 連絡先 |
連絡はメールで okamoto.tokiko20@nihon-u.ac.jp まで。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
ドイツ語文法学習の後半は、ことばのシステムの違いだけでなく、その違いを成り立たせている文化や発想の違いにも目を向けて、引き続き楽しく勉強していきましょう。 |