2021年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築材料力学Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐藤(秀)・石鍋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C31R |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築材料力学Ⅱでは,建築材料力学Ⅰで学んだ知識に基づいて,まず弾性曲線式や仕事式による梁(はり)の変形問題と不静定構造物の解析法の基本事項について学習し,次に構造設計の際に必要となる柱材の座屈問題,棒材のねじれ問題について学習する。これらは,鉄筋コンクリート構造,鋼構造等を学ぶ際に必須な基礎事項である。 科目ナンバリング:MFmE-306 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
【授業形態】オンデマンド動画による授業ならびに授業時間内のテストを実施する。 ※オンデマンド動画であるが,授業時間内にCSTポータルIIにより出席を取る。出席パスワードは動画内で示す。 動画に授業および例題を通した演習。またテストを行う。 |
履修条件 | 建築材料力学Ⅰを履修していること。 |
授業計画
第1回 | 授業概要の説明 授業の趣旨と学習目標,建築材料力学Ⅰ,建築力学Ⅰとの関連 【事前学習】シラバスの確認,授業準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
---|---|
第2回 | たわみ(弾性)曲線(1) 準備:分布荷重を受ける梁のM図,Q図(基本釣合式) 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第3回 | たわみ(弾性)曲線(2) 曲げひずみ,曲率,弾性曲線の誘導,境界条件 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第4回 | たわみ(弾性)曲線(3) たわみ曲線と連続条件 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第5回 | 簡単な不静定構造物の解析法 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第6回 | 中間レポートおよびその解説 【事前学習】中間レポートの準備(120分) 【事後学習】中間レポートの復習,問題演習(120分) |
第7回 | 変形による仕事(1) 外力による仕事,内力による仕事 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第8回 | 変形による仕事(2) マックスウェルの相反定理,カスチリアーノの定理 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第9回 | 変形による仕事(3) 最小仕事の定理,仮想仕事の定理 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第10回 | トラスの変形 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第11回 | 変形に関する復習 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第12回 | ねじり 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第13回 | 座屈(1) 座屈荷重,オイラーの座屈荷重,座屈長さ 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第14回 | 座屈(2) 座屈応力度,細長比,許容圧縮(座屈)応力度 【事前学習】授業内容の予習,質問事項の確認,小テストの準備(120分) 【事後学習】講義内容の復習,問題演習(120分) |
第15回 | 期末レポートおよびその解説 【事前学習】期末レポートの準備(120分) 【事後学習】期末レポートの復習,問題演習(120分) |
その他
教科書 |
教材用プリントをCSTポータルに準備するので,各自出力・整理して授業に臨むこと。
|
---|---|
参考書 |
加藤渉ほか 『建築応用力学演習』 共立出版 1952年 第1版
榎並昭『建築材料力学』彰国社1999年 第1版
|
成績評価の方法 及び基準 |
中間レポートおよび期末レポート(70%)と各授業時の課題レポート(30%)で評価する。 |
質問への対応 | 9号館2階 923B室 佐藤秀人 9号館2階 923A室 石鍋雄一郎 |
研究室又は 連絡先 |
佐藤秀人:sato.hideto@nihon-u.ac.jp,047-469-5433 石鍋雄一郎:ishinabe.yuichiro@nihon-u.ac.jp,047-469-5630 |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10
金曜 船橋 12:20 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |
単に講義を聞いてノートを取るだけでは不十分で,自宅学習によって数多くの問題を解いて理解度を高めることが重要である。日々の努力が必ず実る科目なので頑張って下さい。 【令和2年度成績分布状況】履修生59名 S:6(11%),A:25名(46%),B:14名(26%),C:8名(15%),D:1名(2%),E:5名 |