2021年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 化学Ⅲ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 萩原 俊紀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E33N |
クラス | 注:後期前半 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本格的に有機化学を学習するための準備として、化学結合や反応の基礎、化合物の構造の書き方や名前のつけ方といった、有機化学の基本となる知識やスキルを身につける。 科目ナンバリング:MFmIs-225 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
教科書もしくは配布資料に沿って、オンデマンド形式のメディア授業を行う。第8回目および第15回目に平常試験を行うとともに、各回の最後に確認テストを行う。 |
履修条件 | 高校で学習した「化学」の内容を十分に理解していること。また、「化学Ⅰ」、「化学Ⅱ」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 【授業内容】授業の趣旨と進め方、評価方法の説明、身の回りの有機化学についての解説 【事前学習】高校で学習した化学の、特に有機化学の部分を復習しておくこと。(120分)。 【事後学習】授業の趣旨と進め方を理解した上で、理解が不十分な箇所を復習しておくこと(120分)。 |
---|---|
第2回 | 【授業内容】有機化学の歴史についての解説 【事前学習】配布資料の内容を予習しておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて答えを見つけておくこと(120分)。 |
第3回 | 【授業内容】共有結合: 共有結合の成り立ち、共有結合の方向についての解説 【事前学習】教科書の第1章、第2章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第4回 | 【授業内容】有機化合物の体系: 構造式、炭素骨格、官能基および炭化水素の命名についての解説 【事前学習】教科書の第3章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第5回 | 【授業内容】有機化合物の命名法: 炭化水素以外の有機化合物の命名についての解説 および演習 【事前学習】教科書の第15章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中の解説や演習で理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第6回 | 【授業内容】シグマ結合: シグマ結合と立体配座、立体配置についての解説 【事前学習】教科書の第4章および第5章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第7回 | 【授業内容】パイ結合と結合の開裂: パイ結合と共役、結合の極性と開裂についての解説 【事前学習】教科書の第6章および第7章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第8回 | 【授業内容】平常試験およびその解説 【事前学習】第2回から第7回までの内容を復習し、理解を十分にしておくこと(180分)。 【事後学習】平常試験の結果が不十分であった箇所について再度復習しておくこと(60分)。 |
第9回 | 【授業内容】酸と塩基: 酸性度と酸の強弱、ルイスの酸と塩基についての解説と演習 【事前学習】教科書の第8章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中の解説や演習で理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第10回 | 【授業内容】有機反応の体系: 有機反応の種類、反応機構についての解説 【事前学習】教科書の第9章を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第11回 | 【授業内容】有機反応の基礎(1): 求核反応、求電子反応、ベンゼン環への反応の概略についての解説 【事前学習】教科書の第10章、第11章および第12章を予習し、概略を理解しておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第12回 | 【授業内容】有機反応の基礎(2): 求核的炭素と求電子的炭素との反応、酸化・還元と脱水縮合の概略についての解説 【事前学習】教科書の第13章および第14章を予習し、概略を理解しておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第13回 | 【授業内容】有機化合物の分離、検出、構造解析(1): クロマトグラフィーについての解説 【事前学習】配布資料を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第14回 | 【授業内容】有機化合物の分離、検出、構造解析(2): スペクトル分析についての解説 【事前学習】配布資料を予習し、わからない箇所をまとめておくこと(120分)。 【事後学習】授業中に理解が不十分だった箇所を書き出し、各自で調べて十分に理解しておくこと(120分)。 |
第15回 | 【授業内容】平常試験およびその解説 【事前学習】第9回から第14回までの内容を復習し、理解を十分にしておくこと(180分)。 【事後学習】平常試験の結果が不十分であった箇所について再度復習しておくこと(60分)。 |
その他
教科書 |
小林啓二 『基礎有機化学』 有機化学スタンダード 裳華房 2017年 第1版
|
---|---|
参考書 |
高橋秀依、須貝 威、夏苅英昭 『はじめて学ぶ有機化学』 化学同人 2015年 第1版
立屋敷 哲 『生命科学、食品・栄養学、化学を学ぶための 有機化学基礎の基礎』 丸善出版 2019年 第3版
|
成績評価の方法 及び基準 |
2回の平常試験の結果 60%、授業参加状況 40% で評価する。 授業参加状況は授業動画へのアクセス状況と確認テスト回答状況で判断する。 また授業参加回数が授業時間数の3/5に満たない場合は評価しない。 |
質問への対応 | 原則として質問はメールで対応する。オフィスアワーの時間帯以外は返信が後日になることもあるので注意すること。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館837室 hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp(@は半角で入力してください) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 個別質問対応時間
|
学生への メッセージ |
【令和2年度成績分布状況】 履修者9名 S:3名(33%)、A:3名(33%)、B:0名(0%)、C:3名(33%)、D:0名(0%)、E:0名 |