2021年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 工学スキル演習A | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 金 炯秀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E91A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 大手航空機・国内外の自動車メーカーや様々な業界などで設計solutionとして採択している3D CADソフトの一つであるCATIAについて、実務的で重要な内容を講義と実習を通して学習する。この授業を通して、2次元図面から3次元モデル作成、また、3次元モデルから2次元図面作成のための基本的な知識を習得することができる。 科目ナンバリング:MCN-104* |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」として実施する。 コンピュータ演習室で、パワーポイントと板書を併用した講義と実習を行う。 この授業では、反転授業方式を導入する。 CSTポータルIIやWebClassにCATIAの基本操作を動画で公開するので、授業前に必ず視聴しておくこと。 |
履修条件 | 機械製図の基礎的な知識を有することが望ましいが、必要条件ではない。 |
授業計画
第1回 | オリエンテーション、CATIAの基本操作 ・本科目の概要、CATIA V5紹介、CATIAユーザーインターフェース ・オブジェクトの操作、オブジェクトの編集と削除、CATIAの起動・終了、ドキュメント保存 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業資料を参考にしながら復習とCATIAについての情報収集(120分) |
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第2回 | スケッチャー(1) ・スケッチャーの開始、単純なプロファイルのスケッチ、事前定義プロファイルのスケッチ 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第3回 | スケッチャー(2) ・プロファイルの編集、プロファイルの操作、拘束の設定、スケッチの管理 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第4回 | スケッチャー(3) ・スケッチの演習問題を用いて2次元図面作成 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第5回 | 2次元図面作成の到達度チェックと解説 【事前学習】複雑な2次元図面を作成できるようにしておく(120分) 【事後学習】操作方法で理解していないところを復習(120分) |
第6回 | スケッチベースフィーチャー(1) ・パッドの作成、ポケットの作成、フィーチャーの境界設定、シャフト・溝の作成 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第7回 | スケッチベースフィーチャー(2) ・穴の作成、リブ・スロットの作成、補強材の作成、ロフト・除去ロフトの作成 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第8回 | スケッチベースフィーチャーの到達度チェックと解説 【事前学習】スケッチベースフィーチャーを使用して複雑な3次元形状(部品)を作成できるようにしておく(120分) 【事後学習】操作方法で理解していないところを復習(120分) |
第9回 | ドレスアップフィーチャー(1) ・ドラフト、フィレット、面取り 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第10回 | ドレスアップフィーチャー(2) ・シェル、厚み、パターン 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第11回 | ドレスアップフィーチャーの到達度チェックと解説 【事前学習】ドレスアップフィーチャーを使用して複雑な3次元形状(部品)を作成できるようにしておく(120分) 【事後学習】操作方法で理解していないところを復習(120分) |
第12回 | サーフェスベースフィーチャー、変換の使用 ・分割、厚み、サーフェスを閉じる、ソーイング ・変換、平行移動、回転、対称移動、スケーリング、ミラーリング、リオーダ 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第13回 | ドラフティングワークベンチ(図面作成)(1) ・シートの作成、新規シート、削除と修正 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第14回 | ドラフティングワークベンチ(図面作成)(2) ・詳細図・断面図の作成、寸法の挿入 【事前学習】授業内容の該当動画を視聴してから,授業に臨むこと(90分) 【事後学習】今回の授業の復習及び授業中に課された課題に取り組む(120分) |
第15回 | CATIA V5 Associate(Part Design)の資格試験形式での到達度チェックと解説 【事前学習】CATIA V5 Associate(Part Design)の資格試験の形式を理解しながら、複雑な3次元形状(部品)を作成できるようにしておく(120分) 【事後学習】操作方法で理解していないところを復習(120分) |
その他
教科書 |
「使用しない」
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参考書 |
CATIA V5 マニュアル
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成績評価の方法 及び基準 |
・平常点(30~40%) ・到達度チェック(60~70%) 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄として取り扱い,学業 成績を評価E(判定不可)とする. |
質問への対応 | 対面授業の前後の時間のほか,原則としてオフィスアワーの時間帯(下記参照)に遠隔で対応する。事前にメールで連絡すること。対応方法(メール,電話,Zoom等)は担当教員の指示による。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:9号館 916A室 e-mail: kim.hyoung-soo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:40 ~ 12:10 個別質問対応時間
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学生への メッセージ |
将来、CATIA V5 Associate(Part Design)の資格取得を目指す方は、是非受講してほしい。希望者は、校内で、CATIA V5 Associateの資格試験を受けることができる。 【令和2年度成績分布状況】履修者数1名 S:1人 |