2021年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 日本語表現法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 渡邊 重人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N46A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1日本語表現に関する知識と技術を身に付けることができる。 2多様なジャンルの文章を書くことで,実践的な表現力を向上させることができる。 3敬語を適切に使用することができる。 科目ナンバリング:LLaJ-101 |
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授業形態及び 授業方法 |
「オンデマンド型授業」 CSTポータルⅡ,Google Classroomを活用して,オンデマンド形式で授業を実施します。Classroomにアップロードされる音声解説付きパワーポイントスライドを視聴し,演習問題に取り組むことになります。 |
履修条件 | 第1回までにシラバスを熟読し,文章作成上の弱点や伸ばしたい点を各自で確認しておきましょう。自分の弱点を把握することは,学習効果を高めるための重要な作業です。 ※この授業で扱う文章表現能力は基本中の基本といえるものであり,特別な才能を必要とするものではありません。知識と技術を身に付ければ,誰もが伸ばすことのできる能力です。また,伸びる速度には個人差があります。あせらず,着実に伸ばしていきましょう。 |
授業計画
第1回 | 学習活動の確認と社会人に求められる〈国語力〉 学習活動の概略,語句の誤用について確認します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:演習問題に取り組み,語彙力について自己点検しておきます。(30分) 事後学習:辞書を参照しながら教科書73~81ページを読み,語彙力の向上を図ります。(30分) |
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第2回 | 文章作成の基本1 文体の使い分け,読点の打ち方などについて確認します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書13~15ページ,59~60ページを読み,弱点を確認し,授業時の演習問題に取り組めるようにしておきます。(30分) 事後学習:文章作成の基本プリントを読み,もう一度演習問題に取り組みます。(30分) |
第3回 | 文章作成の基本2 表記法(表記の基準)について確認し,演習問題に取り組みます。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書57~59ページを読み,日常的な表記に関する各自の傾向について確認しておきます。(30分) 事後学習:演習問題に取り組み,表記法について整理しておきます。(30分) |
第4回 | 文章作成の基本3 論理的な文章を書く技術であるパラグラフ・ライティングの概念を理解し,演習問題に取り組みます。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書23~26ページを読み,論理的な文章の特徴について自分なりに整理しておきます。(30分) 事後学習:演習問題に取り組み,パラグラフ・ライティングを実践します。(30分) |
第5回 | 文章作成の基本4 文章の構成の仕方について修得します。 事前学習:課題プリントを読み,文章の構成が読み手に与える影響について整理しておきます。(30分) 事後学習:教科書27~43ページ,54~55ページを読み,文章の構成の仕方について振り返っておきます。(30分) |
第6回 | 文章の読み方 主張に沿った読み方とクリティカルな読み方について確認し,読み取った内容(要旨)を第三者に伝える技術を修得します。また,批判と反論の仕方について修得します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書31~34ページを読み,要約文と要旨作成のプロセスを把握し,授業時に実践できるようにしておきます。(30分) 事後学習:第7回で公開される作成例を基に批判と反論のポイントについて整理しておきます。(30分) |
第7回 | 敬語1 CSTポータルⅡの掲示板機能を活用し,敬語使用に関する自己点検をします。 フィードバックの方法:解説 事前学習:敬語に関する演習問題に取り組み,授業の準備をします。(30分) 事後学習:教科書61~67ページを読み,敬語使用に関する注意点を自分なりに整理しておきます。(30分) |
第8回 | 敬語2 尊敬語の適切な使用について修得します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書61~62ページを読み,敬語使用上の弱点を整理し,作業できるようにしておきます。(30分) 事後学習:演習問題に取り組み,尊敬語を中心に確認しておきます。(30分) |
第9回 | 敬語3 謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱの適切な使用について修得します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書62~64ページを読み,敬語使用上の弱点を整理し,作業できるようにしておきます。(30分) 事後学習:演習問題に取り組み,謙譲語を中心に確認しておきます。(30分) |
第10回 | 敬語4 丁寧語・美化語・誤用例を学び,誤用の回避方法を修得します。授業後,小テストで到達度を確認します。 事前学習:教科書61~67ページ,プリント,音声解説付きパワーポイントスライドを活用して,小テストの準備をしておきます。(30分) 事後学習:小テストに取り組み,敬語に関する到達度と弱点を確認します。(30分) |
第11回 | 敬語5 言語的配慮(ポライトネス)について確認します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:どのような場面で言語的配慮が必要になるかについて整理しておきます。(30分) 事後学習:場面別の言語的配慮のポイントについて整理しておきます。(30分) |
第12回 | 手紙文1 手紙文作成の基本となるルールと形式について理解を深め,実践の準備をします。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書68~72ページを読み,手紙・メールなど場面別での敬語使用に関する弱点を整理しておきます。(30分) 事後学習:手紙文の基本プリントを読み,敬語を用いた手紙文(下書き)を作成します。(30分) |
第13回 | 手紙文2 手紙文作成の基本とルール踏まえて,実際に手紙文を作成します。 フィードバックの方法:作成例と解説 事前学習:教科書68~72ページと手紙文の基本プリントを読み,手紙文作成について確認しておきます。(30分) 事後学習:作成例を参照し,あらためて自分の書いた手紙文を見直します。(30分) |
第14回 | 総合演習問題による到達度の確認および自己点検報告の作成 総合演習問題で到達度を確認し,自己点検報告の作成によって弱点の克服を図ります。 フィードバックの方法:解説 事前学習:教科書,ノート,プリント,音声解説付きパワーポイントスライドで既習内容を復習し,総合演習問題に取り組めるようにしておきます。(30分) 事後学習:弱点を再確認し,克服の手立てを考えます。(30分) |
第15回 | 発展的な学び 自己PR作成の基本について確認します。 フィードバックの方法:解説 事前学習:自己分析シート作成の準備として,自分に関する情報を整理しておきます。(30分) 事後学習:教科書45~49ページを読み,自己PRの基本について整理し,自己分析シートを作成します。(30分) |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・押山美知子・岸規子・渡邊重人 『日本語表現の基礎』 冬至書房 2017年 第2版
※補足のための資料や演習問題をプリントで配布します。
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参考書 |
文章表現に関する文献を授業時に適宜紹介します。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(総合演習問題40%・小テスト20%)60%,提出物(演習問題など)40%を総合して評価します。※CSTポータルⅡの掲示板機能を活用した取り組みは,提出物扱いとなります。 |
質問への対応 | CSTポータルⅡのQ&A機能,Gmailで対応します。授業内容に関して気になる点や疑問点があれば,遠慮せずに質問してください。なお,同内容の質問が複数寄せられた場合は,一括して回答することもあります。 |
研究室又は 連絡先 |
watanabe.shigeto20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 18:00 ~ 20:00 ※オンデマンド型授業ですので,CSTポータルⅡやGmailで対応します。
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学生への メッセージ |
・辞書の使用を認めますので,電子辞書・辞書アプリ・紙媒体の辞書などを各自で用意してください。 ・「フィードバックの方法:解説」となっている箇所については,到達度に応じて「フィードバックの方法:添削と解説」に変更することがあります。 |