2021年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 市民生活と法 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 天野 聖悦 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N46U |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 現代社会の諸課題に対応するため、法学の基本的な用語および理論を理解し、法の枠内で、自らの選択に基づいて理論的妥当な結論を導く判断力を修得する。 ・法学の基本的な用語および理論を説明できる。 ・社会に見られる具体的問題に適用されうる法規定を検索できる。 ・検索した法規を適用し、自分なりの結論を導くことができる。 ・自分の結論と異なる意見にも理解を示すことができる。 科目ナンバリング:LLiN-104 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
【オンデマンド型授業:CSTポータル2、Googleドライブ中の動画】 動画を利用して実施する。動画で表示された事項は、板書と考え、ノートを作成すること。 |
履修条件 | 特になし |
授業計画
第1回 | ガイダンス ・シラバス記載事項の確認と補足 ・理系における人文社会科学系科目の役割 ・法と道徳 ・法の段階的構造 ・法律の構成 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
---|---|
第2回 | 法則 ・存在の法則と当為の法則 ・リーガルマインドとロジカルシンキング ・法学における人の始期と終期 ・権利能力、意思能力、行為能力 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第3回 | 法の効力(1) ・法の形式 ・法の発効と失効 ・後法優先の原則、特別法優先の原則 ・法律不遡及の原則と既得権不可侵の原則 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第4回 | 成年と未成年 ・未成年 ・成年被後見人 ・有権者 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第5回 | 契約 ・意思表示 ・契約自由の原則 ・売買契約 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第6回 | 婚姻と離婚 ・同性婚 ・選択的夫婦別姓 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第7回 | 判例を読む ・尊属殺重罰規定をもとに親の子供に対する虐待や殺人を考える。 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第8回 | 遺言と相続 ・法定相続分の計算 ・遺言の種類 ・祭祀の継承 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第9回 | 不動産関係 ・民法、建築基準法、宅建業法 ・マンション管理 ・登記 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第10回 | 裁判員制度 ・裁判員制度、陪審制度、参審制度 ・裁判員制度の問題点 ・検察審査会 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第11回 | 犯罪、事故 ・刑法の基本 ・損害賠償 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第12回 | 知的財産権法(1) ・産業財産権法(特許法、実用新案法、意匠法、商標法) 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第13回 | 知的財産権法(2) ・著作権法 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第14回 | 法の解釈 ・有権解釈 ・論理解釈 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
第15回 | 授業の不足分を補う 【事前学習】課題について、自学し、解答する準備をする。(120分) 【事後学習】授業で学修したことを踏まえて、再度、課題を検討し解答する。(120分) |
その他
教科書 |
使用しない。
|
---|---|
参考書 |
読んでもらいたい本は、適宜、紹介する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
原則として授業各回の課題の提出による。ただし、新聞雑誌への投稿が採用された場合、各種資格・検定試験に合格した場合などは加点要素とする。 |
質問への対応 | amano.seietsu@nihon-u.ac.jp 履修している曜日、時間、科目、所属学科、学籍番号、名前を明記すること。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室(船)5号館542号室 研究室(駿)タワースコラS609 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 00:00 ~ 00:00 原則としてメールによる
|
学生への メッセージ |
様々な検定試験等に挑戦しましょう。法律の知識が中心に問われるものには、法学検定、知的財産管理技能検定、宅地建物取引士試験があります。法律の知識も問われますが、物理や化学の知識が問われるものにるものに、危険物取扱者、毒物劇物取扱者、旅行が好きであれば地理の知識も問われる旅行業務取扱管理者(海外旅行を扱う「一般」資格には英語もあります。)もよいでしょう。たくさんの検定等があるので、自分の研究分野や趣味に隣接するようなものを探してみましょう。万が一に備えて、消防署で普通救命講習を受けるのもよいと思います。 |