2021年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 先端技術特論 | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西川・吉川・行方 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I45A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 近年目覚ましい発展を遂げている量子技術(量子コンピューターと量子インターネットを中心として)と 電気工学に関連する先端技術と応用を抽出し、第一線で活躍する研究者の講演を聴講することによって、多くの理論・技術等を学び、最先端の科学技術に関する知見を広げる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業:1~8回】【オンデマンド式(予定):9回〜15回】 概要説明に続き,前半7回は前半は量子コンピューター,量子インターネット,またそれらに付随する量子技術に関して最前線で活躍する講師(学外)による特別講義を実施し,それら題目に則した内容を学ぶ.後半7回は電気工学に関連する講義(講師は学内・学外)を行う.受講者は講義の聴講を通して,これらの分野における様々な研究内容を展望する.なお,スケジュールや講義内容が変更になることがあるが,その時は事前に掲示するので注意すること. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特になし。 講義内容に興味のある受講生なら歓迎します。 |
授業計画
第1回 | 准教授 行方 直人 【事前学習】現知識もって可能な限り古典ビット(既存の2進ビット)、量子ビットは何か?を予習すること(120分)。 【事後学習】講義内容:量子ビット、量子暗号(量子鍵配送)プロトコルを良く復習し、不明点等あれば質問等を通してより良い理解に努めること(120分)。 |
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第2回 | 『量子通信長距離化に向けた研究』 横浜国立大学 准教授 堀切 智之 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第3回 | 『量子コンピュータのハードウェア開発 ~光量子コンピュータを中心として~』 東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授 武田 俊太郎 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第4回 | 『量子インターネット技術』 大阪大学 大学院基礎工学研究科 物質創成専攻 物性物理工学領域 教授 山本 俊 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第5回 | 産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 総括研究主幹 川畑 史郎 【事前学習】授業内容(超伝導量子ビットによる量子コンピューター)を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第6回 | 『イオントラップ量子コンピューティング』 情報通信研究機構(NICT)量子ICT先端開発センター 研究マネージャー 早坂 和弘 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第7回 | 上席特別研究員 大阪大学大学院 基礎工学研究科 招へい教授 武居 弘樹 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第8回 | 『マクロな量子振動子』 東京大学 先端科学技術研究センター 准教授 宇佐見 康二 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第9回 | 「エネルギーの現状と高効率発電技術(仮)」 日本大学理工学部電気工学科 教授 吉川 将洋 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第10回 | 「ナノ加工技術とそのフォトニクスへの応用(仮)」 デアネスヒテ 代表取締役 中尾 正史 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第11回 | 「再生可能エネルギー大量導入に伴う電力系統連系運用面の課題と対策技術(仮)」 電力中央研究所 首席研究員 小林 広武 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第12回 | 『アンテナの近くで何が起こっているのか?(仮)』 アンプレット通信研究所 代表 根日屋 英之 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第13回 | 「光インタコネクションとその応用(仮)」 古河電気工業 主幹研究員 那須 秀行 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第14回 | 「昭和基地における再生可能エネルギーの可能性と課題(仮)」 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第15回 | レポート作成・提出 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
その他
教科書 |
特になし。
ただし、当該講義前週以前に予習用の参考資料、論文等を紹介(配布)しますので、適宜参考のこと。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
それぞれの講義で紹介する
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートによって評価する。 受講した講義の中から前半(8回目まで),後半(9回目以降)からテーマを各1点ずつ計2点選んでレポート(A4・1枚/テーマ)を作成し、提出すること。ただし,欠席した講義のレポートの作成は無効とする。 提出は電気工学専攻は西川まで、量子理工専攻は行方まで。 |
質問への対応 | オフィスアワーの時間に対応いたします。 |
研究室又は 連絡先 |
前半8回目までは行方直人(なめかた なおと): 駿河台校舎7号間2階722B室 namekata.naoto@nihon-u.ac.jp 9回目は吉川将洋:駿河台校舎タワー・スコラS1502号室 yoshikawa.masahiro@nihon-u.ac.jp 10回目以降は西川省吾:駿河台校舎タワー・スコラ15階S1510号室 nishikawa.shougo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 18:15 ~ 20:30 西川 省吾
火曜 駿河台 10:40 ~ 12:10 吉川将洋
木曜 駿河台 12:10 ~ 14:00 行方直人
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学生への メッセージ |
本講義は量子理工学専攻「量子科学フロンティアI」との同時開催のため,順序・内容は若干変更になることがある。 前半8回は、対面形式の講義授業を予定しています。 後半7回はオンデマンド形式による遠隔授業を予定していますが,変更になる可能性があります。変更の場合は,事前に講義の中またはCSTポータル等で,受講者全員に連絡します。 |