2021年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 |
制御工学特論
知的要素と制御システム
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 涌井 文雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J43A |
クラス | 電子工学 |
概要
学修到達目標 | 知的情報処理の基礎になる論理要素を分析考察し、これらに基づいた具体的な設計解析法と非線形制御の安定性を学ぶ。さらに、演習を通じて具体的な知的制御システムへの対応力を養成する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
第1回目から第3回目までの講義はオンライン形式で行います。ただし、第4回目の講義からは状況を見て、対面形式による講義形式に切り替え、理解を深め、応用力を身に付けます。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
論理回路(組み合わせ回路)と電子回路などに関する初歩的知識の他には、特になし。 |
授業計画
第1回 | 1. 制御工学特論ガイダンス オンライン形式と対面形式に対する講義の進め方や講義スケジュールの他、成績評価に対する方針などを説明します。続いて、論理回路の要点整理とその補足的説明を行います。 (web講義1) |
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第2回 | 1.2 論理関数の簡単化と演習1(web講義2) |
第3回 | 1.3 しきい論理の基礎1 論理関数の性質と真理値表を用いたしきい論理(web講義3) |
第4回 | 1.4 しきい論理の基礎2 ベイチの図を用いたしきい論理の設計(以下、対面講義の予定) |
第5回 | 1.5 多入力しきい論理の考察 |
第6回 | 2.1 伝達関数の周波数特性1 回路要素と周波数特性 |
第7回 | 2.2 伝達関数の周波数特性2 電子回路の周波数特性 |
第8回 | 2.3 伝達関数のボード線図1 ボード線図と双一次回路 |
第9回 | 2.4 伝達関数の周波数特性2 演算増幅器を用いたボード線図の設計 |
第10回 | 2.5 伝達関数の周波数特性 伝達関数に対する回路設計と安定性 |
第11回 | 3.1 ファジィ集合と多値集合の曖昧さ |
第12回 | 3.2 曖昧さの四則演算とファジィ推論 |
第13回 | 4.1 ファジィ応用例と多値論理関数の基本演算 |
第14回 | 4.2 多値論理関数の簡単化 |
第15回 | 5 本講義の補足説明など |
その他
教科書 |
適時資料を配布します。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
論理回路ノート(高橋寛著)を体得してる必要が有ります。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中に提出された演習問題に対するレポートを予定しています。 |
質問への対応 | 質問などへの対応は、火曜日と土曜日を除いて、426号室で行います。事前に、メールなどで、日時を調整してください。 |
研究室又は 連絡先 |
426号室講義準備室 e-mail:fwakui@kke.biglobe.ne.jp |
オフィスアワー |
金曜 船橋 10:10 ~ 14:10 左記内容は、e.mailで調整できる場合が有ります
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学生への メッセージ |
質問をいつでも歓迎しています。不明内容をできるだけ分かりやすくして下さい。(分かる部分から不明になる部分を説明してください) |